老後への備えはいつ始めるべき?

老後に1億円必要だとか、貧困老人とか、老後のことを考え始めると、不安な言葉ばかりが溢れていて、嫌になってしまいますよね。何か始めようと思っても、不安で嫌な気持ちになって、ついつい逃げてしまう、という方も少なくありません。

でも、逃げてしまうのはよくありません。そんなのわかってるよ、という感じでしょうが・・・。老後の不安を煽るような情報があちこちにあふれています。でも、老後というのは、しっかりと備えていれば、何も怖くないのです。万全の対策と努力をして臨めば、テストに受かるのと同じこと。用意もしないで老後を迎えてしまえば、それは不安通りの生活が待っていることになりますが、きちんと準備をしていれば、何も不安に思うことはなく、楽しい時間を過ごすことができるのです。

いつから始めよう?

老後に必要なお金の計算方法や、計画方法は、別の記事でお話しているので、ここでは割愛します。(まだ読んでない方は、是非読んでみてくださいね!)

さて、老後に必要なお金を貯めるのは、いつから始めればいいのでしょうか?一般的には、退職後の生活のための貯蓄は、就職したらすぐに始める必要があると言われていますが、もし遅かったとしても、できるだけ早く始めるのが良いに越したことはありません。

今から100年前、アインシュタインは相対性理論によって空間と時間に関する新しい考えを発表し、私たちの宇宙に対する理解の基礎を揺るがしました。アインシュタインの理論は、時間を相対的かつ主観的な経験として捉え直しました。科学の世界では時間の考え方が変わっても、私たちの日常生活では時計のように時を刻んでいます。時間に経済的価値を与えるのは、未来から現在、そして過去への絶え間ない流れということを忘れてはなりません。

時間はかけがえのない資源

この地球上で一番大切な資源はなんでしょうか。石油?水?

私は、時間はとても大切な資源だと思っています。そして、色々な資源がある中で、時間は唯一買うことも売ることもできません。このことは、老後のための貯蓄を始める時期など、長期的な決断を迫られているときほど顕著です。つまり、時間さえあればもっと準備できたのに!と焦るときほど、時間という資源が、もっとあればいいのにと切に思うわけです。

老後資金というのは、「老後」のために用意するものであるため、準備する期間が長くとれることが特徴。費やす時間が多ければ多いほど、投資の必要性は低くなり、逆もまた然りです。

複利を味方につけよ

例えば、25歳の時に定年まで毎月1,000リンギットで退職金投資を始めた場合、65歳までに5,550,348リンギットを手にすることができます(年利10%と仮定)。ここで注目すべきは、最終的な金額の91.4%が複利で得られるということであり、40年間で480,000Rを支払っただけで総額に達することができるということになるんです。

複利は本当に素晴らしい!これを味方につけて、何もしなくてもリターンを得られるような投資を考えていきましょう。

複利と時間の関係

時間があれば、雪だるま式に小さな金額を大きく増やすことができます。2つの山に雪玉を転がして落とすとします。当然のことながら、高い山を転がり落ちる雪玉は、より多くの雪を集め、麓に着いたときにはより大きな雪玉になっています。貯金を始めた最初の年に得た利子が資本金に加算され、次の年に得られる利子が増えるのと同じように、高い方の山は若い貯金者を表しています。雪玉が大きくなればなるほど、坂道を転がり落ちるときに積もる雪も増えていきます。

35歳を表す2つ目の短いピークでは、同じ大きさのスタートボールでも、より小さな雪玉になります。滑走路が短いということは、雪玉が積もるまでの時間が短いということです。これは退職金にも当てはまります。早い段階で利息を得られれば、それだけ利息の利率も高くなります。

この例えの一番のポイントは、複利による雪だるまの効果は、時間をかけなければ発揮されないということ。今すぐ始めれば、それだけ時間を味方にすることができます。今すぐにできない事情があるのだとしても、なるべく早めに始めることが大切です。

投資を成長させることができる時間を無駄にしないようにしましょう。

今すぐ始めたいけど、投資するお金がないとか、やり方がわからないとか、いろいろな事情があって躊躇している方!

是非無料コンサルティングにお越しください。

老後の資金って、実際のところいくら必要なの?

定年退職すると、毎月当たり前のように振り込まれていたお給料は入って来なくなりますよね。家賃収入や投資のリターンなど、何か別の収入源を持っていないサラリーマンの方々は、定期的な収入源がなくなるわけです。

もちろん、年金は定期的に入ってくるのでしょうが、少子高齢化の時代、十分な額がもらえるか何の保証もありません。

恐いですよね。

収入がなくなる日々に向けて、年金に頼らなくても困らないだけの貯金をしておかなければなりませんが、一体いくら貯金すればいいのかもわからない。いくら貯めても不安ばかりが募る・・・こんな不安を感じることって、ありませんか。

こんな不安に駆られて毎日を過ごすのは本当にもったいないことです。だから今回は、こういう不安から解放され、老後の不安もなく、毎日を楽しく過ごすために、何をしなければならないのかをお話します。

貯金だけでなく、使うことも考えよう

老後の資産運用について考えようとするとき、ほとんどのお客様は、貯金のことを気にされます。でも、そうではなく、時には「使う」ということを考えてみてほしいのです。実際、貯金しなければならない、ことばかり考えるより、どんなことにいくら使おうか、と考える方がよほど楽しく、モチベーションも上がるものです。

また、今までのように朝から晩まで一生懸命働かなくてもよくなったとき、これまでと同じように休暇を取る必要があるでしょうか。例えば、ジムでストレスを発散したり、同僚と飲み歩く時間が必要でしょうか。接待ゴルフなど、お金のかかる遊びが必要でしょうか。

そうなんです。リタイアするということは、今までの暮らしと全く違う毎日が待っているということを、理解して、どんなものかなるべく具体的に想像してみることが大切です。

インフレによる影響が大きく出始めている

ブルームバーグの記事に、退職後に毎年どれだけのお金を使えば、死ぬ前にお金が尽きることはないのか、というものがありました。100万ドルを貯金している人の試算は、予想より低く、年間でわずか3万3,000ドルでした。つまり、100万ドルの貯金がある人は、その貯金の3.3%を毎年使うことができるという計算です。

少し前は、100万ドルの貯金があれば、3万3千ドルよりも多く使うことができるとされていました。目安としては4%。つまり、リタイアしたときに100万ドルの貯金があれば、従来は年間4万ドル使うことができた計算だったんです。しかし、最近のデータによると、インフレが進行し、株式や債券のリターンが不透明な状況では、退職後の支出は少なくすべきだ、という考えが主流になりつつあるということなのです。

インフレに負けないために

インフレに負けないためには、インフレ率に負けないレートで運用をしていかなければなりません。

どんなものがよいのか?いつもお話しているように、どんな投資がよいのか、どんなポートフォリオがよいのかというのは、みなさんひとりひとり、全員違うものです。だから、弊社のように、オーダーメイドのポートフォリオを作ってくれるプロフェッショナルが必要なのです。

ただ、毎回このような答えではつまらないでしょうから、今回は、私が注目している投資をご紹介したいと思います。

あくまで一例ですが・・・

市場で成長している分野に投資したいけれど、対象となる企業についてはあまり、または全く知識がなく、学ぶ時間もないという投資家には、ETFがよい選択肢の一つかもしれません。例えば、リチウム電池を開発・生産する企業や、バッテリー・ストレージ・ソリューション、材料、電気自動車に関わる企業を対象としてファンドがありますが、これは面白いですよね。このETFには、テスラ、パナソニック、サムスン、BYDなど、世界のトップバッテリーメーカーが参加しています。もしご関心があれば、お問合せください。

弊社では、老後の資産運用のために、貯金の仕方、いくら貯めなければならないのか、資産運用をすれば、どれだけ楽ができるのか、などを個別にアドバイスしています。もちろん、相談料は無料。是非お気軽にお問合せください。

投資で間違いをおかさないために大切なこと5つ

あなたの資産と未来。そして、大切なあなたの家族の未来。それ以上に大切なものがあるでしょうか。だからこそ、投資を始めるときの動機として、「家族のために投資を始めたい」というのは、非常によくある理由ですし、当然ともいえます。

では、もしあなたが例えば家を持っていたとして、その家が売り時だといわれたなら、すぐに売るでしょうか。または、家を買おうとしていたときに、今が買い時ですよ!といわれたなら、すぐにその家を買うでしょうか。投資をしたいと思っていても、売り時や買い時を見極めたり、実際に決心して実行に移すことは、意外と難しいものですよね。

それに、残念ながら、お金が絡むと、普段は冷静で客観的に行動できる方でも、突如として冷静さや客観性を失い、普段なら決して考えられないような行動をしてしまう方も多い。お金のというものは、時として私たちの大きな敵になることがあるのです。もちろん投資というものに絶対はありません。しかし、冷静さと客観性をもっていれば十分に防ぐことができたであろう間違いをおかさないことが大切です。特に、長期的な投資を考えている人は、長期的な投資戦略があった方が、絶対に有利です。だからこそ、信頼できるファイナンシャル・アドバイザーを見つけておくことはとても役に立つことです。

自分の投資できる金額の上限を知っておこう

どんなに成功した投資家で、裕福な人であっても、自分が投資できる金額の上限を知っておく必要があります。投資できる金額の上限を知るということは、自分が取れるリスクのことを意味します。

投資には、必ず利益と損失が存在します。損失を得たときに、その損をマネージできるか、ということです。マネージできるかというのは、例えその損失があったとしても、平常の生活を送ることができますか、ということです。予想していなかった損失がでたからといって、その損失を賄うために、どこかから借金をするとか、そういうことがあってはなりません。投資には絶対はない、ということを肝に銘じておかなければなりません。

また、「買わなきゃ損」、「みんな買っているから自分も買わなきゃ」という感情はとても危険です。みんなが買っていて、例えそれがお得で大きな利益をもたらすように見えたとしても、その投資のリスクが取れないのなら、絶対に手を出してはいけません。

長期的な視点で考えること

近年の、新型コロナウイルスが原因で起こったマーケットの乱れがとても良い例ですが、マーケットはいつだって、上がったり下がったりするものです。投資家のみなさんも、このことはよく知っているはずなのに、いざマーケットが動くと大騒ぎして、うろたえてしまう方が多いことも事実。常に長期的な視点で見れば、長い年月のうちに、マーケットは上がったり下がったりするのが当たり前。少しの乱高下によって慌てないことが大切です。

常に勉強すること

正しい情報と、それに基づいた分析によって投資の戦略を作り、必要に応じて軌道修正していくことが、投資にとって一番大切なことです。もちろん私は常に、お客様に対してベストなポートフォリオをご提案しますが、今日ご提案したポートフォリオが、5年後もベストであるとは限りません。大抵の場合、5年後にはお客様の状況やマーケットが変化していて、見直した方がよいことの方が多いでしょう。

こういった見直しのタイミングや、自分の投資が今適切なポートフォリオとなっているかというのは、日々、色々なアンテナを伸ばし、新しいことを学びつづけていないとわからないことが多いですね。ですから、日々の勉強がとても大切です。金融情報だけでなく、世界で何が起こっているのか、それによって何がどう変わるのか、そしてそれが自分のポートフォリオにどんな影響を与えるのか、ということを意識して考えるようにしましょう。

メディアをあてにしないこと

今や、ニュースだけでなく、SNSやオンライン記事など、情報というのは溢れています。マスコミも色々なソースがあり、それぞれが色々な主張をしています。

しかし、こういったマスコミの情報を鵜呑みにしてはいけません。マスコミの情報が全て正しいとは限りません。マスコミは、あなたのおカネがどうなったって構わないのです。適当な情報を流しているだけかもしれません。あなたのおカネに責任を持てるのは、あなただけです。どんな情報も、自分でいくつかの情報ソースを比較したり、客観的に見て、本当にそれが正しいのかを納得するまで考えることが大切です。

信頼できるアドバイザーに相談すること

日本人の方は、お金の話を誰かに相談することが恥ずかしいと思うのか、なかなかストレートに相談することが苦手のようです。でも、お金の相談をすることは、恥ずかしいなんて、全く間違っています。お金について真剣に考えることは、あなた自身のことや、あなたの家族のことを真剣に考えるということです。

先に説明した全てのことを、一人で完全に行うことは難しいですよね。だからこそ、弊社のコンサルタントや、私にお気軽にご相談ください。

日本ウェルスマネジメントは、持続可能な開発目標SDGsの達成を目指しています

グローバル化、ICT化の急速な進展により、社会構造は大きく変化しています。他方、世界中で
自然災害の発生や環境破壊、格差問題など様々な社会問題が深刻化しており、日本をはじめと
する多くの先進国では労働力不足、少子高齢化などの多岐にわたる課題が顕在化しており、気
が沈むようなニュースを毎日目にしています。

自分たちだけでなく、社会全体を良くするためには何ができるのか。

日本ウェルスマネジメントは、私たちの社会をより良いものとするために、そして、子供たち
に、豊かな明るい未来を残すために、様々な活動を通じて社会・環境課題の解決に取り組んで
います。社員一人ひとりがこのような意識を持ち、世界が目標に掲げるSDGs(Sustainable
Development Goals)の達成に向け、地域へ、社会へ、そして未来へ貢献していきます。

持続可能な開発目標 SDGsってなに?

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニ
アム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで、加盟国の全会一致で採択さ
れた「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でより
よい世界を目指す国際目標です。

17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one
behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む地球規
模的なものであり日本も積極的に取り組んでいます。

日本ウェルスマネジメントは、わたしたちができることからはじめようとの思いから、わたし
たちが得意とする「金融リテラシー」をもとに、社会貢献したいと、次のような取り組みを始
めています。

SDGsな教育を目指しています

SDGsの17のゴールのひとつに、「質の高い教育をみんなに」という目標があります。教育は、
優秀な人材を育成し、そして優秀な人材が豊かでより良い未来をつくる。教育は、教育は、人
の可能性を広げ、社会のイノベーションを起こす大きな力をもち、明るい未来のための礎とな
るものです。

日本ウェルスマネジメントは、地球規模の課題解決に取り組み、社会貢献できる人材を育てる
ことが使命であると考え、 「総合教育・生涯学習機関」としておカネに関係する教育活動を展
開しています。
おカネに関する正しい知識とセンスは、経済活動の基礎となります。お金に関する教育を通じ
、経済活動、金融リテラシーなどを学ぶお手伝いをしています。

また、カンボジアの小学校へのチャリティー活動によって、途上国の教育の向上に取り組んで
います。

外国人の育成、定着支援

貧困をなくそう・すべての人に健康と福祉を・質の高い教育をみんなに・働きがいも経済成長
も・産業と技術革新の基盤をつくろう・人や国の不平等をなくそう

日本ウェルスマネジメントは、多国籍の人材が生き生きと働く企業です。タイ人スタッフの育
成、教育支援を積極的に行っており、金融に関する幅広い知識を習得していただくことで、タ
イ国内のみならず、国際的に活躍できる人材育成を目指しています。

環境への取組

エネルギーをみんなに、そしてクリーンに・気候変動に具体的な対策を

日本ウェルスマネジメントでは、電力使用量削減によるCO2排出量削減を目標に、照明や空調
によるエネルギー消費の削減に努めているほか、再生紙の使用、ペーパーレス化を進めていま
す。

ダイバーシティの推進

ジェンダー平等を実現しよう・働きがいも、経済成長も・人や国の不平等をなくそう

日本ウェルスマネジメントは、性別や国籍の違いにとらわれることなく、多様な人材の活用を
促進しています。 お互いの違いを尊重し、受け入れることで新たな価値や発想が生み出されま
す。 様々なバックグラウンドを持つ従業員一人ひとりに、平等に活躍の機会を提供していくこ
とが重要だと考え、すべての従業員がいきいきと働ける職場環境を目指しています。

タイは電気代が高くてびっくり!電気代の賢い節約法、教えます。

タイでの生活を始めて、多くの日本人が驚くのが、水道代が安く、電気代が高いことではない
でしょうか。タイの水道料金、安いですよね。夫婦二人だけの世帯なら、数百バーツ(約1000
円程度)が平均的なお値段で、一人暮らしの方では、毎月150バーツ(450円程度)ともよく聞
きます。他方、電気代が高い!常夏のタイでは、年中エアコンをつけっぱなしにする必要があ
り、また、電気代そのものも、水道料金に比べると高額であるため、請求書を見て、「え!こ
んなにするの?」と驚く主婦の方が多いんですよね。

水道・光熱費に占める電気代は80%

タイでは、水道・光熱費に占める電気代の割合は約80%を占めるというデータがあります。日
本では、総務省が50%程度と発表しているので、タイでは家計に対する電気代の負担がより大
きいことがわかりますね。

光熱費の8割にもあたるなら、電気代は少しでも安くしたいものですよね。そこで大切なポイ
ントとなるのが、家電にかかる電気代の見直しです。ここでは、すぐに始められる簡単な電気
代の節約方法とともに、省エネ家電を選ぶときに注意してほしいことをご紹介します。

電力消費量が大きな家電とは?

家電には、電力消費量が大きな家電と、そうでない家電があります。また、家電には、毎日使
うものとそうでないものがありますよね。例えば、冷蔵庫やテレビ、電子レンジ、エアコンな
どの毎日使う家電は、使用頻度の少ない家電に比べて年間の消費電力量が大きくなりま。電力
消費量が大きな家電は、ちょっとした工夫で大きな節電効果につながるので注目です。

冷蔵庫の消費電力量をチェックしてみよう

年間電力消費量が大きな家電でまず思いつくのが、冷蔵庫。24時間365日休まずに稼働し続け
ている冷蔵庫は、常に電気代がかかる家電です。冷蔵庫は、「使わないことで節約する」こと
ができないため、省エネ性能に着目します。

資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、401~450Lの冷蔵庫の年間消費電力量は
、2008年では510~580kWhでしたが、2018年には290~320kWhまで低下しています。10年の
間に、省エネ性能の向上によって、冷蔵庫にかかる消費電力量は約半分にまで抑えられている
ことがわかります。古い冷蔵庫を使っているご家庭では、年間消費電力量や省エネ性能を一度
チェックしてみましょう。新製品への買い替えで、電気代を安くことができますよ。

また、冷蔵庫にかかる電気代を安くするためには、「庫内を効率よく冷やす」ことと、「庫内の
温度を一定に保つ」ことも重要なポイントです。冷蔵庫の電気代を少しでも節約したいときは
、モノを入れ過ぎないよう、こまめに整理する、冷凍室内にはすき間なくモノを入れる、冷蔵
庫周りには放熱用のすき間を作る、熱いものは冷ましてから入れる、ドアの開閉はすばやく行
い、開け閉めの回数を減らす、ことを意識してみましょう。

エアコンはどうやって節電するの?

エアコンは最も電気代がかかる家電だ、と思っている人も多いのではないでしょうか。タイで
は一年のうちほとんどの期間に、24時間稼働していることが多いので、消費電力量は自ずと高
くなってしまうことは仕方のないことかもしれません。

しかし、節電する方法もあります。エアコンも冷蔵庫と同じで、省エネ性能は年々向上してお
り、最新のエアコンは10年前のものに比べて約4%省エネとなっています。数字だけ見るとわ
ずかのような気がしますが、エアコンは消費電力量が多いので、4%だけでもそれなりの節電
効果が期待できます。古いエアコンを新しいモデルに買い替えることで、冷暖房の効きが良く
なり電気代も安く抑えられるようになります。

また、タイならではの節約方法としては、お部屋を選ぶときは、北側のお部屋を選ぶことです
。日本では、多くの方が南向きの日当たりの良い家を希望しますが、タイでは、南向きの家は
非常に暑いため、エアコン代が高くなりがちです。タイは常夏なので、北側を向いているお部
屋でも、必ずしも日当たりが悪く、暗くてジメジメするということにはなりません。さらに、
カーテンを遮光・断熱カーテンにすることで、エアコンの効きをよくすることができ、エアコ
ン代の節約につながります。

意外と見落としがちなテレビ

ひとつの家庭に複数台あることも多いテレビは、意外と電気代がかかる家電です。資源エネル
ギー庁の調査によると、一般家庭の消費電力量の中でテレビが占める割合は約9%となってい
ます。

テレビの省エネ性能も、ここ10年ほどの間に大きく向上しています。2008年のテレビの年間消
費電力量は約163kWhでしたが、2018年には約84kWhと、こちらも約半分になっています。テ
レビにかかる電気代を安くしたいときは、省エネ性能の高い新しい製品に買い替えるも一つの
方法です。意外と見落としがちなのが、テレビの待機電力です。リモコンでテレビをオフにし
ても、主電源を落とさないと待機電力を消費し続けるので電気代がかかります。また、省エネ
機能や節電モードを選ぶことで電気代の節約につながります。

いかがでしたでしょうか。消費電力量が大きな家電3つを紹介しました。家の中には他にもた
くさん家電がありますよね。家電別のさらなる節約方法を、家計の見直し講座で勉強してみま
せんか?お気軽にお問い合わせくださいね!