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今年の資産運用計画を立てよう!年収500万円のサラリーマンは、年金をいくらもらえるの?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 2025年も皆さんの資産運用に役立つ情報をどんどん発信していきます。お楽しみに! さて、また年が明け、令和も6年になりました。早いものですね。 今年の資産運用計画はもう考えましたか?年の始まりに、長期計画の見直しをするとともに、今年一年どんな資産運用をしていくのか、考えることはとても大切です。 毎年恒例、「一年の計は元旦にあり!今年の資産運用計画を考えよう」のマネーセミナーなどもどんどん開催していきますので、是非ご参加くださいね。 長期計画の見直し 資産運用には、長期的な視点と短期的な視点を持つことが大切なことは、常日頃お伝えしていますよね。 5年後、10年後、25年後、あなたはどんな生活を送っていて、その生活にはいくら必要でしょうか。 教育資金は必要ですか?住居は購入しますか、または、賃貸にしますか?老後の資金はいくら必要でしょうか。こういったことを考え、貯金の目標額を決めますよね。 長期計画は、大幅に変わることはないかもしれませんが、毎年、ブレはないか、何か大きな変化がなかったか、加えるべき視点がないかを考えることが大切です。 例えば、昨年お子様が生まれるなど、家族構成に変化があった方、転職や転勤等で、仕事環境に変化があった方など、家計に影響を与えるような出来事があった方は、必ず長期計画の見直しをしましょう。 為替や地政学リスクも考える 長期計画の見直しには、為替や地政学リスクの影響も考えると効果的です。 例えば、継続する円安が、あなたの資産運用計画にどんな影響を与えるのか、という視点で見て、その対策を考える、または計画を微修正できるといいですね。 また、昨年度はトランプ氏が米国大統領選挙に勝ち、第45代大統領に就任しました。トランプ大統領の政策、特に貿易政策によって、投資信託や為替にどのような影響があるのか。ロシアのウクライナ侵攻は依然続いていますが、こういった地政学リスクを考えることも有益です。 ...

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お金が貯まる人の習慣をマネしよう!賢者の資産運用とは?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 貯金が苦手なんですが、どうしたらいいですか?という質問をよく受けます。 弊社が無料で開催しているマネー講座では、無理なく楽しく貯金ができるノウハウやコツを紹介していますが、今日はここでも紹介しますね。 まずは、目標額を決めること よくあるのが、「毎月好きなだけ貯めて、残ったお金を貯金する」というケース。 これでは、計画的な資産運用はできません。さらに、こういう方は、「旅行にいきたい」とか、「今月少し使いすぎてしまったから、貯まっているお金を使ってしまおう」と、せっかく貯まったお金に、すぐに手を付けてしまいがち。 こういったことを避けるために、まず大切なことは、目標額を決めること。 何のために使うお金なのか、例えば、5年後の教育費に200万円必要だから、5年間で200万円貯める、というように、目的まで明確に定められれば一番良いのですが、こういった目的がない方もいらっしゃいますよね。目的がない方は、なんとなくでもいいので、無理しないで貯められる目標額を決めましょう。 無理しない額というのは、毎月の収入と支出を見直し、毎月いくらくらいなら無理なく貯められるか、ということをもとにすると、後々苦痛になって止めてしまう、というような事態を避けることができます。 賢者の資産運用その① 複利の力を活用 資産運用が上手な方が必ずやっているのが、複利の力を活用することです。 複利というのは、利子に対しても利子がつくこと。 例えば、元金が100万円あったとして、この100万円を金利2%(年利)で1年間運用した場合、1年後には102万円になりますね。この場合、2万円は、元金100万円に対してついた利子です。 翌年、この利子2万円を含めて、つまり102万円を、再び金利2%で1年間運用すると、1年後には104万円となるのではなく、104万400円となります。この400円は、利子である2万円についた利子です。このように、複利は、利子にもまた利子がつき、効率的な資産運用には欠かせないものです。 複利をおさらい ...

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英語力を上げると投資に役立つ?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 みなさんすでにご存じと思いますが、私は投資家であり、とても優れた投資家であると自負しています。株式、ファンド、FX、債権、コモディティ、不動産、仮想通貨など、様々な投資をしています。 そんな中、ふと思ったことがあります。英語ができなかったら、投資にどれほど不利になるのだろうと。 世の中、英語での情報の方が圧倒的に多いというのは事実です。私のように英語ネイティブは、普段どういった情報を得ているのか、ご紹介したいと思います。 英語ができると投資にどれくらい得なの? 投資の世界には、国境がありません。魅力的な商品には、世界中から買い手が付き、活発に取引されます。これが、投資なのです。 投資に限った話ではありませんが、世の中の情報量は、英語と日本語では、質と量が大きく異なります。例えば、ウェブサイトの情報に関して言うと、日本語が2.9%で、英語は26%程度、約9倍もの差があるんですね。 投資において、情報量というのはとても重要です。私も、経済状況だけでなく、社会情勢や政治、気候変動、EDGsに関する世界の論調など、色々な分野の情報を常に見て、勉強しています。こういった情報収集に、一日の大半を費やしているといっても過言ではありません。 言語によって、得られる情報に大きな偏りがあることも 意外かもしれませんが、日本語で得られる情報と、英語で得られる情報とでは、質というか、情報に偏りがあると思うことも多々あります。 例えば、仮想通貨投資。 日本語で仮想通貨を調べていると、「もう仮想通貨は終わりだ」、「詐欺だ」、「幻想だった」、とか、「手を出してはいけない」、「怖い」というように、ネガティブな情報が多いように思います。 他方、英語で調べてみると、各国政府の取組や、仮想通貨を生み出した技術革新、ブロックチェーン技術など、実に多様な情報が出てきます。決してネガティブなものばかりではなく、ポジティブなものも多く、後は、自分がどういった情報を探し、何を考え、どう判断するか、ということがしやすい情報が整っているのです。 日本語ではネガティブな情報が多く、英語ではネガティブな情報もポジティブな情報も同じようにあふれている、というのは、ビットコインが初めて登場したときから変わっていないように思います。 不動産投資では特に役立つ英語能力 ...

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こどもや孫への資産の移転に関する制度を学ぼう

改正後相続時精算課税制度 こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 お子さんへお孫さんへの相続や、資産の移転をしたいけど、税金が気になる、やり方がわからない、どういった制度を活用すればいいのかわからない···そういう方、多いですよね。 相続や資産移転に関する制度は、なかなか複雑でわかりづらいことが多いです。今日は、そういった制度やメリット·デメリットをわかりやすくご紹介します。 相続税と生前贈与の違いって? 相続は、亡くなってから財産の移転が行われること。生前贈与は、まだ生存しているうちに、誰かに財産を移転することを言います。 相続に対して課される相続税は、亡くなった時点で保有しているすべての資産·財産に対して課税されますが、生前贈与に対して課される贈与税は、贈与した財産にのみ課税される、という税制上の違いがあります。 相続税と贈与税の税率の差や、各種優遇税制などを活用すれば、税の負担を軽減することが可能な場合があります。ただ、専門知識がない素人の方がこれをやろうとするのはなかなか大変ですね。 贈与税の課税方式ってどんなものがあるの? 贈与税の課税方式は、優遇税制を活用しなかった場合、大きく「暦年課税(暦年贈与)」と、「相続時精算課税」というものに分けることができます。 暦年贈与というのは、毎年110万円まで課税なしで財産の移転ができる、というもの。対して、相続時精算課税というのは、一度に2500万円まで贈与できますが、相続のタイミング(すなわち、贈与した人が亡くなったとき)で、課税されるというものです。 一見、手間がかかるけど、毎年110万円ずつ非課税で移転した方が良いように見えるかもしれませんが、相続時精算課税は、「相続時に価値、または評価が大きく上がりそうな財産」、例えば、数年後大きく値が上がりそうな土地などの不動産を持っている場合などは、かなり特になる制度です。 相続時精算課税をもう少し詳しく 例えば、1億円の財産を持っている父親が、その子どもに対して、相続時精算課税制度を活用して、2500万円を贈与した場合、この時点では、その子どもは贈与税を支払う必要はありません。 しかし、この贈与した父親が亡くなったとき、父の残りの遺産がまだ7500万円残っていたとしたら、この制度で贈与した2500万円と7,500万円を足した1億円が相続税の対象となります。 ...

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円安を味方につけよう!円安の今こそするべき資産運用とは?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 弊社では、女性や主婦を中心に、資産運用セミナーを定期的に開催しています。毎回多くの投資初心者が参加してくださり、大人気のセミナーとなっています。 最近毎回必ず聞かれるのが、「円安が進んでいますがどうしたらいいですか」ということ。 また、円安をチャンスととらえた、何か良い資産運用はないですか、という質問も必ずありますね。 前回、円安時でも安定的な収入が期待できる不動産投資をご紹介しました。 円安の今だから始めよう!不動産投資 ~仕組みを理解し、正しい不動産を選べばリスクは最小限に~ – 日本ウェルスマネジメント·タイランド (nihonwealth.com) 今回は、株式投資など、資産運用方法別に、円安の今始めると、どういった注意点やメリットがあるのかお話したいと思います。 株式投資 日経平均株価は今月5日、1987年の「ブラックマンデー」の時を超える、過去最大の下落幅を記録しました。歴史的な急落に驚いた方も多いはずです。翌日には、日経平均株価は一転して3217円上がり、過去最大の上げ幅を記録するなど、激しい値動きを見せています。 こんなときに、株式投資を始めてもいいのか、と思う方もいらっしゃると思いますが、株価はもともと上がったり下がったりするもの。長い目で見ることが大切です。 実際に企業の業績が悪化したわけではないですし、日本の輸出関連企業、インバウンド消費により売上増が見込まれる企業、割安なバリュー銘柄など、これから上昇が見込まれる企業の株式をじっくり見極めて投資するのは、資産運用の一つの方法です。 投資信託(ファンド) ...

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人生100年時代を乗り切る主婦の投資術自分名義のお金を持とう!

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。弊社では、女性コンサルタントが、女性や主婦のための資産運用のためのセミナーを定期的に開催しています。毎回多くの女性のお客様が参加してくださり、大人気のセミナーとなっています。結婚している女性の場合、専業主婦の方もいらっしゃれば、パートで働いている方、子育てが落ち着くまで、ご主人の駐在の間、または介護など家庭の事情によって、そういった事情が変わるまでは仕事をしないという選択をしている方も多くいらっしゃいます。それでも、さすが家計を預かる女性は素晴らしい、子育てや家庭のために、「我が家のお金を増やしたい」と思っている方はとても多いです。私はそのような全ての女性の味方です。女性が資産運用をする意義はとても大きいです。今回は、そのお話をしていきましょう。 夫と妻の意識の違い 多くの家庭では、夫が稼ぎ、妻は家計をやりくりする担当、となっていると思います。よく見られるのが、夫は「手取り額」で家計を見ていないということです。年収や月給の総額は知っていても、毎月どれくらいのお金を家庭が使うことができるのか、ということを知らない男性は意外と多いようです。年収とお小遣いの金額がわかれば、後は任せた、ということでしょうか。他方、妻は、手取り額、もっと言えば、家賃やローンといった住宅にかかる費用や、光熱費、学費といった、毎月必ず出ていくお金を差し引いた金額を見ています。「やりくり」しないといけないのですから当然ですね。こういった夫と妻の意識の差を埋めるためには、まずは夫婦で「家計」について話し合うことが重要です。これは、セミナーでも、私のところに相談に来るご夫婦、女性にも常日頃申し上げているところです。 自分名義のお金を持とう 自分名義のお金を持つということは、とても大切なことです。考えたくないことでしょうが、もしも「離婚」ということが将来起こった場合、それは特に重要になります。日本の法律に基づいた場合、離婚の際には、結婚してから貯まった財産は、夫婦の共有財産となります。したがって、その財産は夫婦で分けることになります。ただ、その財産分与には、独身時代に貯めたお金や自分の親などからもらったお金は除かれます。 夫が稼いだお金で、妻が自分名義で投資することは可能です。ただそれは、夫婦の共有財産とみなされる可能性はあります。それでも、ないよりは有利になります。 主婦が投資を始めるときに考えるべきこと まずは、毎月いくらを、無理しないで投資できるのか、という計算をしてほしいのです。毎月の出費には、家賃やローン、学費、光熱費、食費といった、必ず出ていくお金があります。次に、車検、受験費用、入学金などといった、いつ、いくら必要なのかがわかっているお金があります。最後に、忘れがちなのが、何かあったときのために家計に取っておかなければならないお金です。大黒柱に何かあって、定期的な収入が見込めなくなる場合があります。そういった万が一のときに、家族が困らないように、必ず出ていくお金の半年~1年分程度のお金は、いつでも引き出せるように、口座に入れておく必要があります。こういったお金を計算して、余裕があるお金が、あなたが投資に回せるお金です。もっと言えば、そういった余剰金が毎月あるのであれば、それは今すぐ投資に回すべきです。物価が急騰しており、円安が進んでいる今、そういった余剰金を口座においておいては、資産はどんどん目減りしていきます。物価上昇や為替リスクに負けない資産運用を考えなければなりません。 主婦に向いている投資は? 女性は、家族のライフサイクルの影響を受けやすい存在です。キャリアウーマンとしてバリバリ働いていても、上述の通り、子育て期間はパートや専業主婦を選択することもあります。そういった女性には、まとまったお金をファンドや株式に投資するよりは、毎月一定額をコツコツと貯めていく感覚で投資ができる、積立型の投資が向いています。日本の商品でいうと、積立NISAやiDeCoが該当します。 弊社で紹介している積立型投資は、NISAやiDeCoよりもはるかに優秀です。毎月の投資額を自由に決めることができ、さらに、家庭の状況が変わるなど、毎月投資できる金額が変わった場合には、すぐに減額することもできます。余裕があるときは、増額することも、当然できます。この積立型投資では、毎月決まった金額をクレジットカード決済や銀行口座からの自動引き落としで手間なく投資することができます。また、世界中の優秀なファンドに投資することができる仕組みとなっています。 いかがでしたか?物価高、円安の今こそ、資産の目減りを防ぎ、家族のお金を増やすための投資を一緒に考えてみませんか。お気軽にお問い合わせくださいね。

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歴史的円安!メリットとデメリットを理解して、円安に負けない資産運用を

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 6月11日、市場予想を上回る良好な米雇用統計等の影響を受け、1ドル157円前半となりました。 前回の記事でも円安を取り上げましたが、円安傾向はまだまだ続きそうです。 旅行時の一つの楽しみ、ホテルの朝食が、30ドルだったとして、1ドル110円だったときにアメリカに旅行した場合、ホテルの朝食が3,300円だったのに、今は4,710円。 米国ドルだけではありません。円は英国ポンドに対しても非常に弱くなっています。現在、1ポンドは約200円。混雑する時間帯によって料金を分けているロンドンの地下鉄の初乗り料金は、オフピークの一番安い値段で一区画2.7ポンドです。日本円にすると540円。東京の地下鉄、東京メトロの初乗り料金が180円ですから、これでは、旅行に行こうという気分は失せてしまいますよね。 前回は、ポートフォリオの見直しの重要性と、不動産投資についてお話しました。 今回は、原点に戻って、円安だと何がよくないのか、何か良いことはないのか、ということをお話ししたいと思います。 そもそも「為替」とは何だろう? 「円」を外国の通貨に換える際の交換比率が為替相場です。円やドルなどすべての通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まり、需給関係が変動すれば為替相場は変動します。 円と米国ドルの関係でいえば、円を米国ドルに換える需要より、米国ドルを円に換える需要が多ければ、円が買われて、米国ドルが売られます。円の需要が高くなると、「円高」が進行します。 この逆のケースが、「円安」です。つまり、現在は、米国ドルを円に換えるよりも、円を米国ドルに換える需要が高くなっているということになります。 円高のメリットとは? 円高のメリットは、国際的な円の購買力が高くなることでしょう。同じ1万円で、より多くのモノが買える、ということですね。 また、外国製品を安く買うことができ、そういった輸入品を通じて、国内の物価を引き下げる効果が期待できます。 債券や株式の価値がお仕上がり、海外の投資資金が流入しやすくなります。 ...

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円安の今だから始めよう!不動産投資 ~仕組みを理解し、正しい不動産を選べばリスクは最小限に~

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 歴史的な円安が進んでいますね。一時は1USDが160円台に突入しました。さすがの日銀も、焦って為替介入に踏み切るほどです。 コロナ禍が去った後の、せっかくのゴールデンウイークも、円安による影響を懸念して海外旅行をあきらめたという方の声もよく聞きます。1USD=110円前後だったときとくらべ、約50%もドルが上がっているこの時期では、そう判断しても仕方ないですよね。 2024年度の物価見通しは、大幅に上方修正される可能性が高いとの見方が強まっていて、仮にそうなった場合、日銀の追加利上げへの期待が高まり、円安への歯止めとなるのではないかという見方もあります。 投資の視点からいうと、こういうときほど、投資のポートフォリオの見直しが重要です。大人気連載「投資家に問うしかない」でも、弊社ウェブサイトのコラムでも、常日頃言っていますが、投資のポートフォリオには、リスク分散といった視点が最も重要です。今のように、円安になったとしても、USDベースで金融資産を持っていれば、円のみで資産を持っているよりもはるかに安定した資産運用ができるというわけです。 今ならきっと、肌感覚でご理解いただけますよね。 不動産投資で安定的な不労収入を目指そう 為替リスクの分散は非常に重要ですが、今回は、安定した不労収入が得られる不動産投資について、そのメリットをお話したいと思います。 ポートフォリオの中に、不動産を入れることは、ポートフォリオ全体の安定性という意味で大きなメリットがあります。今回のように、急速に円安が進んだとしても、日本で収入を得て、日本に居住している人にとっては、より大きなメリットが期待できます。 資産形成としての不動産投資 不動産経営は、多くの資産運用の中でも比較的安定した収入を得られる投資方法といえます。 もちろん、長期的な投資金額が大きくなるため、何の知識もなく、不動産投資のメリットやデメリット、どういう仕組みで投資家に利益が期待できるのか、どういった不動産に投資すべきなのか、といった基礎的な知識がない方には絶対におススメできません。 ただ、不動産投資の経験がない人でも、私のような専門家のアドバイスのもとに物件を選定することができれば、比較的リスクが低く、多くの長期的なメリットが期待できるといえます。ファイナンシャルアドバイザーのほかに、不動産管理業者を活用することも一案です。不動産管理業者を活用すれば、家賃の回収やクレーム処理などの管理業務を行ってくれるため、投資初心者の方でも気軽に始めることができます。 不動産収入の最大のメリットは、長期的に給与収入以外の安定した家賃収入を得られるということでしょう。これによって、投資家の資産形成を加速させ、ひいては、豊かな老後を過ごすための資金源となるでしょう。 年金対策としての不動産投資 ...

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これからの投資に必ず役立つ「カーボンニュートラル」を理解しよう

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。「カーボンニュートラル」、一度は耳にしたことがありませんか。「ゼロカーボン」とも言われています。似たような言葉に、「脱炭素」というものがあります。違いは何かというと、「脱炭素カーボンニュートラル」や「ゼロカーボン」は、二酸化炭素の排出量をなくしてゼロを目指すことです。 カーボンニュートラルが排出してしまった温室効果ガスをさまざまな方法で相殺して実質ゼロにするのに対し、脱炭素は実質ゼロではなく、二酸化炭素の排出量を減らしてゼロを目指します。このゼロカーボンへの取組は、世界中で行われており、投資の対象としても注目を浴びています。これからの投資にとって、必ず役に立つ知識をお伝えします。 なぜゼロカーボンが投資にとって重要なの? パリ協定やSDGsの世界的な議論を背景に、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の観点で投資先を評価する「ESG投資」が拡大しています。以前、人気連載「投資家に問うしかない」でもお伝えしましたね。 おさらい【投資家に問うしかない】エコ世代は投資もエコ! ESG投資に注目せよ! vol.58 | DACOCO., LTD. 企業が自らの事業の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的なイニシアティブであるRE100や、気候変動に関する財務情報開示を積極的に進めていくという趣旨に賛同する企業等を公開していく取組であるTCFDなどの取り組みが拡大するにつれ、サプライチェーンを含む脱炭素化を目指す動きが広がり、CO2排出削減に積極的な企業が融資や顧客を獲得しやすいビジネス環境へと急速に変化しています。 ゼロカーボンが企業にもたらす影響とは?ビジネスはどう変わるの? ゼロカーボンとは、低炭素の電源や再生可能エネルギーを利用してCO2の排出を削減・消滅させ、持続可能な環境に向けて、「ビジネスや生活のあり方を見直す」ことです。つまり、温室効果ガスの排出量ネット・ゼロを達成するには、クリーンエネルギーへの切り替えと、化石燃料から電気への移行が必要になります。具体的な例を挙げると、例えば、電気自動車の需要が増え、電気充電スタンドの数が急増いることが挙げられます。農村部ではソーラーパネルや風力タービンが爆発的に普及し、スマートグリッド(次世代送電網)を介してクリーンエネルギーが送られるようなインフラの整備が急速に進められています。企業は、エネルギーコストの削減と利用者の健康を守るため、グリーンビルディングに投資し、産業用ソフトウェアやセンサーなどの最先端技術を活用して資源の効率化を図っています。 これらの活動には、莫大なお金がかかりますよね。つまり、環境のための活動には、企業 や政府からの莫大な資金が絡んでいる、SDGsの取組が世界で拡大しているということは、この分野には、世界中の莫大な投資マネーが動いている、ということなのです。 ...

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今さら聞けない でも気になる PEファンドってなに?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 「PEファンドという言葉を最近よく聞くようになりました。どんなもので、どんな投資メリットがあるのですか」というお問い合わせをいただきました。 ご質問お寄せいただきありがとうございます。良い質問でね。 今日は、PEファンドの特徴と、私がPEファンドを投資先として選ぶポイントをお話したいと思います。 PEファンドってなに? まず、PEとは、プライベートエクイティ(Private Equity)のことで、プライベートエクイティ(PE)とは、広義だと「未公開株式(未上場企業の株式)」を意味していますが、投資の世界では、未上場企業の株式の取得·引受を行うことが「PE投資」と呼ばれます。 実際には、次の2つに分けられることが多いです。 未上場企業は、文字通り立ち上げから上場直前までの企業を指すため、規模や成熟度は非常に幅広いものがあります。 ちなみに、未上場企業の株式へ投資をするファンドのこと「PEファンド」といいます。 PEファンドは何をしているのか PEファンドは、投資家(機関投資家や年金基金、事業会社、個人など)から資金を集め、ファンド運用会社のファンドマネージャーが、成長しそうなプライベートエクイティ投資先を発掘して投資を行い、投資先の企業価値を高めてから株式公開(IPO)やM&Aによる売却で利益の獲得を目指しています。 最近は、日本でもPEファンドが増えてきて、就職先としても人気が高まっているようですね。 PE投資を理解するには、PE投資を受けるサイドのことを考えよう PE投資を受ける企業の目的は、中小企業と大企業で異なることが多いですね。 ...