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今さら聞けない でも気になる PEファンドってなに?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 「PEファンドという言葉を最近よく聞くようになりました。どんなもので、どんな投資メリットがあるのですか」というお問い合わせをいただきました。 ご質問お寄せいただきありがとうございます。良い質問でね。 今日は、PEファンドの特徴と、私がPEファンドを投資先として選ぶポイントをお話したいと思います。 PEファンドってなに? まず、PEとは、プライベートエクイティ(Private Equity)のことで、プライベートエクイティ(PE)とは、広義だと「未公開株式(未上場企業の株式)」を意味していますが、投資の世界では、未上場企業の株式の取得·引受を行うことが「PE投資」と呼ばれます。 実際には、次の2つに分けられることが多いです。 未上場企業は、文字通り立ち上げから上場直前までの企業を指すため、規模や成熟度は非常に幅広いものがあります。 ちなみに、未上場企業の株式へ投資をするファンドのこと「PEファンド」といいます。 PEファンドは何をしているのか PEファンドは、投資家(機関投資家や年金基金、事業会社、個人など)から資金を集め、ファンド運用会社のファンドマネージャーが、成長しそうなプライベートエクイティ投資先を発掘して投資を行い、投資先の企業価値を高めてから株式公開(IPO)やM&Aによる売却で利益の獲得を目指しています。 最近は、日本でもPEファンドが増えてきて、就職先としても人気が高まっているようですね。 PE投資を理解するには、PE投資を受けるサイドのことを考えよう PE投資を受ける企業の目的は、中小企業と大企業で異なることが多いですね。 ...

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投資する企業を選ぶ判断基準となるもの:IR

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。 クライアントの皆様からよくいただく質問に、「投資する企業を選ぶときに、どんなところを調べているの?」というのがあります。 良い質問ですよね。今日は、私が投資先を選ぶときに調べるポイントのひとつ、IRについてお話したいと思います。 企業のウェブサイトを見たとき、「商品のご案内」、「企業概要」といった並びの中に、「IR」の文字を見かけることが増えてきました。見たことがある方、きっと多いのではないでしょうか。 このIRって、なんのことか知っていますか。 「Investor Relations」のことで、投資家向け情報を意味します。企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般を指します。要は、株式投資に欠かせない企業情報の宝庫なのです。最近は、株主や投資家に対するだけでなく、顧客や地域社会等に対して、経営方針や活動成果を伝えることもIRのねらいの一つになってきています。 社会活動や地域への貢献も企業に求められている 昔はこういった考え方はありませんでしたが、近年は、企業はIR活動を通じて株主、投資家、顧客などと意見交換することで、お互いの理解を深め、信頼関係を構築し、資本市場での正当な評価を得ることができると考えられています。時には、外部からの厳しい評価を受けることで、経営の質を高めることが重要であるとも考えられています。そういった背景から、IR活動の一環としてホームページ上にIR専用のサイトを設ける企業が増えています。 行政にも普及しつつあるIR IRは本来民間目線の取り組みであり、行政がこの名称を用いることは必ずしも正確ではないのですが、行政にもこのIR活動の考え方が普及し始めています。 行政の場合は、行政への「インベスター(投資家)」は納税者ですよね。納税者に対して情報を提供し、適切な評価を得ることで、行政活動の質を高めていくことができると考えられているのです。 例えば、道路運営関係では、2001年、ホームページ上に行政評価専用の「道路行政評価サイト(通称:道路IRサイト)」が開設され、予算や関係公団の財務諸表、事業評価の結果などが公表されています。省庁としては初めての取り組みになります。 実際どの項目に着目すればいいの? IRは、株式投資をしようとするとき、銘柄(企業)を選ぶときに有益な情報を与えてくれます。単に「有名な企業だから」「よく利用しているから」「株主優待がよさそうだから」「これから値上がりしそうだから」という感情論だけではいけません。しっかりとみるべきポイントがあるんです。 ...

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サラリーマンは激安ランチに走る?日本で進む深刻なインフレ

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。ミシュランの星付きレストランに居酒屋・・・何万ものレストランがひしめく東京で、1日のランチに500円=2.6ポンド、以下で食事をすることは本当にできるのでしょうか。タイだけでなく、日本も急激なインフレに襲われています。が、日本では、激安ランチがあることも事実ですよね。日本のサラリーマンは、給料は上がらないのに物価は高くなるという状況の中で、大変なご苦労をされています。 日本では、20年にわたるデフレによる閉塞感がありました。現在、ウクライナ戦争やサプライチェーンの問題、新型コロナのパンデミック等の影響で、急速なインフレが進んでいます。 インフレに苦しむサラリーマンたちのランチ事情 昼休みに職場の近くでランチを取る男性会社員にとっては、月々の小遣いの大半を同僚とのランチに使っているといわれています。仕事終わりの飲み会のために節約しなければならないのかもしれません。 2021年に、狂牛病の流行により輸入牛肉が急騰し、牛丼チェーンの吉野家が、サラリーマンの定番メニューである並盛りを7年ぶりに値上げせざるを得なくなったときにはついに、と思ったことを覚えています。しかし、値上げした現在でも500円以下でいただくことができます。日本は世界第3位の経済大国。それにもかかわらず、この1年間で3万品目以上の食料品が値上がりし、市民が生活苦にあえいでいることを考えれば、サラリーマンがまずはランチ代を節約しようと思うのも無理はないかもしれません。ある調査では、20代から50代のサラリーマンの半数近くが、昼食に500円以下しか使っていないと答えています。その中には、自宅から弁当を持参する人も含まれているが、午後は「ワンコインランチ」で済ませる人も22.6%とかなりの割合を占めています。 インフレに負けない資産運用を真剣に考える必要 また別の調査によると、会社員の男女の約4割が昼食代を節約していると回答しており、約7割が節約のために食べたいものを我慢していると答えています。いつも私は、インフレに負けない資産運用が大切ですよと言っていますが、まさに今、それを真剣に考えていただきたいのです。給料は変わらないのに物価だけが高くなっていく。つまり、お金の価値が目減りしています。インフレ率と同じだけ給料が増えてくれればいいのですが、そうはいきません。インフレ率よりも高い利率で資産運用をしていかなければ、使っていなくてもあなたの貯金は減っているのと同じことになります。初心者からも始めやすい投資商品が、弊社にはたくさんあります。お気軽にお問い合わせください。

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世界に変革を起こせ!インパクト投資2

インパクト投資とは、ということについては、前回少し長くなりましたが、詳細にお伝えしました。 今回は、実際にどういった投資が行われているのか、ご紹介しようと思います。 Hermes Impact Opportunities Hermes Impact Opportunitiesは、上場株式ファンドです。ファンド規模は、2億7630万米ドル(2019年12月現在)で、社会的課題に革新的解決策の提供によって社会·環境面にポジティブなインパクトをもたらしうる企業への投資を行い、長期的なリターンを目指すとしています。 インパクトの種類を、9テーマに分類しています。カッコ内の数字は、2019年12月現在でのエクスポージャー比率を示しています。水(5.2%)、食料安全(2.1%)、健康·ウェルビーイング(23.6%)、教育(3.4%)、フィナンシャル·インクルージョン(2.6%)、モビリティ(7.1%)、インパクト·イネイブラー(27.2%)、エネルギー移行(10.9%)、サーキュラーエコノミー(5.7%))、残り12.3%は上記9テーマに直接関係しないもの、となっています。 テーマごとにIRISを用いて、投資先企業ごとにKPIを設定していて、これらはすべて投資家に開示されています。 各企業に設定されるKPI 例えば、モビリティ部門ではフランスのValeo社(電気自動車の部品メーカー) に投資しており、この企業に設定されているKPIは、Inputの部では、研究開発への支出(3億1530万ドル)、 Outputの部では、受注における革新的製品の割合(53%)、売上における二酸化炭素削減に寄与する製品の割合(50%)、となっています。 このようなKPIを達成すれば、おのずと社会に良い影響が与えられるような仕組みになっていることが、おわかりいただけたと思います。 ...

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世界で拡大中!世界に変革を起こせ!インパクト投資

インパクト投資は、以前弊社の人気連載「投資家に問うしかない」でも紹介しました。 より良い未来を子供たちへ 世界に変革を起こせ!インパクト投資① 【投資家に問うしかない】より良い未来を子供たちへ 世界に変革を起こせ! インパクト投資 vol.77 | DACO CO., LTD. より良い未来を子供たちへ 世界に変革を起こせ!インパクト投資② 【投資家に問うしかない】世界に変革を起こせ! インパクト投資② どうやって投資するの? vol.78 ...

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タイに住んでいる人が投資をすると、日本で投資するよりお得って知ってましたか?

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。弊社は東京で長年日本の投資家のお手伝いをしていましたが、タイ・バンコクに移転を決めました。その理由は、日本で投資をするよりも投資家にとって「お得な」条件での投資をお手伝いできればと考えたことがひとつの理由です。 タイ居住者だけの投資メリットとは? まずはおさらい。弊社人気連載「投資家に問うしかない」でもご紹介しています。タイにいる今だけの特典を逃がすな!タイで始める資産運用【投資家に問うしかない】タイにいる今だけの特典を逃すな! タイで始める資産運用 総集編 vol.62 | DACO CO., LTD. メリット① 豊富な選択肢 日本からは投資できない優秀なものも 日本では、投資家保護の考え方が強く、つまり、個人投資家が大きな損害を被らないように、政府が保護すべき、という考え方が強いため、金融商品に対して非常に厳しい審査があり、非常に優秀で大きなパフォーマンスをあげていても投資できない商品が多く、結果として似たり寄ったりの金融商品が多くみられます。投資家の目線から見ると、投資方法もリターンも、様々な条件もとても似ていて、どこに投資しても一緒じゃないか、というような印象を持っている方も多いのではないでしょうか。海外では、投資は個人投資家の自由や責任を重視する傾向が強いため、投資できる金融商品も実に多様です。もちろん、中にはリスクが高いものもありますが、その点は私がきちんと説明し、リスクとリターンを理解した上で投資することができますのでご安心を。 キャピタルゲインが原則非課税 日本ではキャピタルゲインに対して20.315%が課税されます。タイではキャピタルゲインは原則非課税です。タイ株を行なう上での最大のメリットです。例えば、100万円投資して、50万円の利益が得られたとします。日本では、約20%が課税されるため、10万円強が税金として差し引かれ、手元には140万円残ることになります。タイでは、この50万円に対しては非課税なので、50万円がまるまる残り、手元には150万円が残ります。これって、大きいですよね。 居住者という要件に注意! ...

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続!厳選ワイン投資 今からでも遅くない

こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。以前、弊社の人気連載「投資家に問うしかない」で紹介したワイン投資、当然私もやっていますが、その成績がなかなか好調なので、またご紹介しようと思います。 ソムリエがお助け!厳選ワイン投資ソムリエがお助!! 厳選ワイン投資 | バンコクのDACO(ダコ) | DACO CO., LTD.その後も急速に拡大していますので、少し詳しくご紹介していこうと思います。 ワイン投資とは? おさらいです。ワイン投資には、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは、自分でワインを買う・保管・売る方法。もうひとつは、ワインファンドに投資する方法です。ワインファンドに投資するのは、普通の投資ファンドに投資しているのと同じで、ワインに投資しているという実感がないことがデメリット。私が楽しんでいるワイン投資は、実際にワインを買って、投資会社が保管してくれて、値段が上がったら売る、というもの。もちろん、途中で自分が飲みたくなったら飲んでもOKです。 とても楽しくできるワイン投資 この会社の強みとは このワイン投資会社では、£25,000から£100,000まで投資することができます。例えば25,000ポンドのポートフォリオの例では、ボルドーやシャンパーニュ地方はもちろん、チリやアメリカ、アルゼンチン、南アフリカといった世界中のワインの産地から、400ポンド程度から7000ポンド程度のワインが、バランスよく配置されています。各ワインの購入価格と現在の市場価格は、定期的に送られてくるレポートで確認することができます。この会社の強みは、投資価格を常に市場価格より少なくとも10%低いことを保証しているところです。他の会社のワイン投資と比較しても、なかなか見られない強みでしょう。本社はロンドン郊外にあって、社風もとてもフレンドリーな会社です。 どうやって始めればいいの? この会社のワイン投資を始めるには、最低25,000ポンドの資金が必要です。少々高いかもいれませんが、この投資の魅力は、単なる投資ではなく、高級ワインや美食という点で、世界のエリート・グループに加わることができる、というところもあります。投資家を集めたワインの試飲パーティや、ロンドンの一流レストランでの交流会に参加することができます。 ...

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まだまだ高まるESG投資への重要性

ESGは、投資の世界だけでなく、世界中の企業が従わなければならない基本的なルールとなりつつあり、当然、資産運用会社においては、ESG対策が最重要課題となっています。おさらいはこちら【投資家に問うしかない】エコ世代は投資もエコ! ESG投資に注目せよ! vol.58 | DACO CO.,LTD.ステークホルダー全体を巻き込んだ企業主体のESG戦略「ESG2.0」では、サステナビリティはCSRのような広報、ESG投資家への対応に向けたIR、といった企業の一部門の取り組みとして捉えるものではなく、サステナビリティを企業戦略の中心に据えるべきものと位置づけています。その上で、インパクト投資、トランジション・ファイナンス、気候変動コストの上昇、ソブリンファンド等を検討するうえで、企業がESGに関するKPIを明確に定め、KPIをトラッキングし、財務パフォーマンスへの影響を見定め、従業員やコミュニティ・外部に対して明確に発信していくことの重要性が大切であるとされています。 投資家が主導している米国などとは異なり、日本企業は自主的にサステナビリティに取り組んでいる傾向が強く、ESG2.0において高いポテンシャルを有しているのではないかともいわれています。 持続可能であることと、財務リスクを適切に把握するためには、イノベーティブなデータ収集方法と、サプライチェーンを通じて包括的にエビデンスを収集していくことが求められます。こういった方法は、スコアリングとも呼ばれており、従来から多くのポートフォリオを構築するために利用されてきました行われていましたが、現在では、その重要性と必要性はより高まっています。 現場との連携・協力が重視される ESG2.0は、ステークホルダーを巻き込んだ企業全体の戦略であることから、当然、ESG2.0について考える際は、現場をよく知っている投資チームと協力して、リスク要因やオポチュニティにおいて最も重要な要因は何か、単なる数字からは把握できない現場の肌感覚から探ることができるような状況をしっかりとヒアリングし、様々な要因をスコア化して共有しています。 ただ、近年では、そういったデータ収集のためには、生データを収集し、関係者に共有することができるソフトウエアが開発されており、世界中の大手企業では、そういったソフトウェアを使って、セクターや企業レベルの重要な要因を、より細かく、より詳細に調べています。単にスコア化するという旧来の方法はいずれなくなっていくでしょう。 インパクト投資とトランジション・ファイナンスは引き続き注目の的 2023年に多くの会社にとって、大きな投資テーマとなっているインパクト投資は、2024年も引き続き大きな役割を果たすと予想されています。新興市場におけるブレンデッド・ファイナンス戦略の活用や先進市場におけるインパクト投資は、2024年以降も確実に注目される分野となるはずです。 インパクト投資のおさらいはこちら【投資家に問うしかない】世界に変革を起こせ! インパクト投資② ...

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私がお気に入りのファンドを紹介します

リチャードはどんなファンドに投資しているの?という質問は非常に多いですが、私は当然、リスク分散のために、色々な金融商品にバランスよく投資をしています。ファンドにもいくつも投資していますが、安定のパフォーマンスを見せてくれているお気に入りのファンドの一つを紹介しようと思います。具体的なファンド名はここではお知らせすることはできないので、関心を持たれた方はぜひお気軽にお問い合わせください。 投資先はベトナム、イラク、ウズベキスタン イラクを対象としたファンドは、グローバル・ベンチマーク・インデックスが大幅なマイナス・リターンを記録した月でも、力強いプラス・リターンを記録することが多いのです。この9月のリターンは+9.0%となり、年初来のリターンは+90.4%を記録しています。 ベトナムを対象としたファンドも好調で、2ヵ月連続で大きなプラスのリターンを見せ、年初来の運用成績は+19.3%となり、他のグローバル・ベンチマークを大きく上回りました。この堅調なパフォーマンスは、アジアにおける金利上昇とインフレ率上昇という大きな逆風が緩和してきたことから来ています。アジアでは、多くの中央銀行が金利を引き下げ、このファンドのポートフォリオの再評価につながっています。アジア地域では、経済成長とマクロ指標の改善による業績回復を背景に、金融政策は一層緩和されると予想されているため、このファンドの好調な運用は2024も続くと私は考えています。 ウズベキスタンファンド このファンドは、インベスターツアーを企画していることも面白いところです。ウズベキスタン・インベスター・ツアーは、15名の目の肥えた投資家を対象に企画された4日間の特別イベントです。タシケントとサマルカンドの活気ある都市を巡るこのツアーは、ウズベキスタンの急成長する経済の中心を掘り下げるまたとない機会となっ多と聞いています。このツアーでは、ウズベキスタンの豊かな文化的構造を探っただけでなく、ファンドサイドと投資家のディスカッションの場も設けられ、ウズベキスタンが投資家にとって持つ可能性と将来性を持つことを身をもって体験できた素晴らしいツアーだったとの報告がありました。 弊社では、日本からは投資することができない素晴らしい金融商品をたくさん用意しています。私が実際に投資しているもの、また弊社のコンサルタントが実際に投資している商品もたくさんあり、そういったものは、私の体験談も含めてご紹介することが可能です。 ぜひお気軽にお問い合わせください。

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脱炭素の展望 今年業界が見据えているものはなにか

ESG投資のこと、以前お話したと思います。【投資家に問うしかない】エコ世代は投資もエコ! ESG投資に注目せよ! vol.58 | DACO CO.,LTD. 世界中でESG投資の重要性が主張されています。それに伴い、企業もESGを意識したコンプライアンスを整備しようという動きが加速しています。2050年までに、場合によってはそれ以前にネットゼロに到達するという目標があり、その一環として、二酸化炭素排出量を相殺しようとする企業が増えています。そこで注目されているのがVCM。voluntary carbon marketsの略で、自主的な炭素市場と呼ばれています。企業や個人が削減した 温室効果ガスの量を「炭素クレジット」として認証し、取引する民間主導の市場のことです。 VCMをめぐるシンガポールの動向 2021年、シンガポールは、この増大する需要を活用するために、グローバルな炭素取引所および市場であるClimate Impact X(CIX)を立ち上げ、今年6月に、新しいスポット取引プラットフォームの稼働を開始しました。このような背景から、私リチャードは、世界中のファンドと日々積極的に連絡を取り最新の動向をキャッチアップしています。CIX関係の要人とも、現物取引プラットフォームのデビュー以来の取引所運営者の進歩、炭素先物の立ち上げが次のステップである理由、シンガポールを地域の炭素取引ハブに変えるために何をする必要があるかなどについて話し合いました。 シンガポールのプラットフォームの仕組みとは? ...