駐在員が気を付けるべき税金対策 完全ガイド
こんにちは。日本ウェルスマネジメント代表のリチャード·ケインです。 今日も私の記事を読みに来てくださりありがとうございます。 いまこれを読んでくださっているのは、タイ駐在員の方でしょうか。それともそのご家族の方、もしくは日本在住でこれから駐在員として海外に行く予定がある方かもしれません。 海外駐在は、収入やキャリアの面で大きなチャンスです。しかしその一方で、税金の仕組みを正しく理解していないと、思わぬ負担が生じることがあります。実は、駐在員ほど税務の影響を受けやすい立場にいるのです。 なぜ駐在員こそ税金対策が重要なのか 理由はカンタン。日本と赴任国の両方の税制が関わるからです。どちらの国で「居住者」と判定されるのかによって課税範囲が変わりますし、租税条約の適用有無によっても負担は変わります。知らなかった、では済まないのが税金の世界です。でも、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。仕組みを一つずつ整理して、しっかりと対策または準備をしましょう。 タイ在住日本人が押さえるべき税務ポイント タイ在住の日本人は、まず滞在日数による居住判定を理解することが大切です。タイの税務上の居住者になると、タイ国内で得た所得だけでなく、一定の海外所得も課税対象となる可能性があります。 特に近年注意が必要なのが、海外所得の送金に関するルールです。海外で得た配当や利息、投資の利益をタイへ送金する場合の課税関係が厳格になってきています。 「海外口座に置いているから安心」というのが通用しないケースもあります。いつ、どの所得が、どの国で課税されるのかを事前に整理しておくことが重要です。 また、日本の住民票をどうしているかも大きなポイントです。住民票を残している場合は住民税の対象になる可能性がありますし、完全に非居住者となる場合は日本国内源泉所得のみが課税対象になります。帰国予定の時期も含めて、トータルで設計することが望ましいですね。 日本在住者が海外投資を始める際の注意点 日本に住みながら海外投資を始める方も増えています。しかし、日本は原則として、海外の口座や海外ファンドであっても、日本居住者である限り申告義務が生じます。 よくある誤解は「海外だから日本に知られない」というものですが、これは非常に危険です。国際的な情報交換制度が進んでおり、金融口座情報は各国間で共有される仕組みが整っています。正しく申告し、外国税額控除などの制度を活用することが重要です。 出国前·駐在中にできる具体的な税金対策 ...