傷害保険は、病気やケガなどの治療の際に利用する保険です。海外の治療費は非常に高額となる場合が多いです。
海外医療傷害保険は、例えばタイなら、バンコク市内のバムルンラード病院、サミティベート病院、バンコク病院をはじめ、国際レベルでの病院での治療費はもちろん、通院費、手術費(入院費・薬代を含む)などが、一時負担金なしで受けられます。日本のみならず、世界中の病院で、同様のサービスを受けることが可能です。
基本的に、保険金請求手続きは、病院と保険会社の間で行われるので、英語ができなくてもさほど困ることはありません。
海外医療保険のメリット
- キャッシュレス。立替や現地物価との比較など面倒な手続きが一切不要
- タイの主要国際病院はもちろん、日本の一時帰国時、タイ以外の国でも利用可能
- タイ以外の国に赴任となっても、そのまま継続可能
- 主要な病気・傷害に関する治療費をフルカバー
- 万が一の入院も、1泊から、個室での入院をフルカバー
- 自己負担設定で、保険料の割引あり
☆モデルプラン☆
こんなご家族の場合、家族全員分の毎月の保険料は、合計USD332.5
夫39歳、妻34歳、長女3歳、長男0歳
夫・・・丈夫で健康。病院にかかることは昔から滅多にないが、万一の事故や高額医療費が必要な治療に備えたい。
→保険料の安いブロンズプラン (毎月の掛金 USD109)
妻・・・体調を崩しやすく、歯の治療にかかることが多い。
→歯科治療費も補填されるシルバープラン(毎月の掛金 USD123)
長女・・・幼児にありがちな突然の高熱、風邪に加え、最近は元気に走り回るため、ケガも心配。病院にかかることが多いが、歯科にかかることはあまりない。
→ブロンズプランで、自己負担なしプランを選択。(毎月の掛金 USD33.5)
長男・・・新生児は入院する確率が幼稚園の年代の子供に比べると約10倍。突然の体調不良時の治療も安心して受けられるようにしたい。
→ブロンズプランで、自己負担なしプランを選択。(毎月の掛金 USD67)
保険は、何のためにあるのでしょうか?
私たちは普段の生活の中で「もしかしたら」という何気ない不安を感じながら生活を送っています。子供の成長に伴う学費などの負担増、年齢からくる体力の劣れや各種生活習慣病などへの心配、住宅ローンなど負債の増加による家計の不安など様々です。そんな中、突然一家の大黒柱である「あなた」が病気や怪我で長期入院などとなったら、家計の収支バランスは一気に崩れてしまいます。
独身の場合も交通事故のケガなどで働くことができなくなったら、生活するお金にも困ることになります。
病気やケガ、そして死亡や災害は、いつ起こるか分かりません。
万が一のことが起こってしまったときに、経済的に困らないように事前に準備して備えておくことが重要です。「保険」はそのような心配をしないですむように、必要となる費用をあらかじめ備えるためのものです。
病気やケガへの不安
病気やケガでの入院は、年齢などに関わらず、誰にでもあるリスクです。
そして慣れない海外での生活ではちょっとしたことで体調を崩したり、感染症や伝染病などのリスクも高まりがちです。日本のように「子供医療費助成制度」や「高額療養費の自己負担限度額」などの制度が海外ではないために医療費は原則全額自己負担となります。風邪などの比較的軽い症状で病院へ行った場合でも、診察料と薬代で1万円を超えることも珍しくありません。食中毒などで入院治療が必要な場合などは10万円近い費用がかかることもあります。
そのような病気やケガに備えるための保険が、「医療傷害保険」です。外来診療はもちろん、入院・手術治療や出産、そして退院後のリハビリ治療まで幅広くカバーします。外来利用時の一時的な費用の立替などの必要もなく、全てキャッシュレスで全額保険負担で利用できるプランもあります。