こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。
弊社では、女性や主婦を中心に、資産運用セミナーを定期的に開催しています。毎回多くの投資初心者が参加してくださり、大人気のセミナーとなっています。
最近毎回必ず聞かれるのが、「円安が進んでいますがどうしたらいいですか」ということ。
また、円安をチャンスととらえた、何か良い資産運用はないですか、という質問も必ずありますね。
前回、円安時でも安定的な収入が期待できる不動産投資をご紹介しました。
円安の今だから始めよう!不動産投資 ~仕組みを理解し、正しい不動産を選べばリスクは最小限に~ – 日本ウェルスマネジメント·タイランド (nihonwealth.com)
今回は、株式投資など、資産運用方法別に、円安の今始めると、どういった注意点やメリットがあるのかお話したいと思います。
株式投資
日経平均株価は今月5日、1987年の「ブラックマンデー」の時を超える、過去最大の下落幅を記録しました。歴史的な急落に驚いた方も多いはずです。翌日には、日経平均株価は一転して3217円上がり、過去最大の上げ幅を記録するなど、激しい値動きを見せています。
こんなときに、株式投資を始めてもいいのか、と思う方もいらっしゃると思いますが、株価はもともと上がったり下がったりするもの。長い目で見ることが大切です。
実際に企業の業績が悪化したわけではないですし、日本の輸出関連企業、インバウンド消費により売上増が見込まれる企業、割安なバリュー銘柄など、これから上昇が見込まれる企業の株式をじっくり見極めて投資するのは、資産運用の一つの方法です。
投資信託(ファンド)
自分で好きな銘柄を選べるというのは、株式投資の最も楽しく良いところではありますが、自分で株式の売買をするのは大変だし自信がないと感じる方は、投資信託をおすすめします。
投資信託は、運用のプロが、投資判断をして運用してくれる金融商品です。対象範囲は、株式、債券、金など多岐にわたり、投資先も日本のほか、アジア諸国、欧米、グローバルサウスなど、多岐にわたっています。
さまざまな資産に分散投資するバランス型のファンドもありますし、とにかく高いパフォーマンスを追求するようなものもあります。
自分のとることができるリスクに応じて、リスクとパフォーマンスを見て判断して、自分に適した投資信託を選ぶのがよいでしょう。
投資信託は、複数の銘柄に分散投資しているため、個別株式への投資に比べてボラティリティを抑えることができますが、購入手数料や運用管理費用などのコストがかかることに注意してください。
投資開始時は、投資信託からのリターンがあったとしても、こういった初期費用と相殺されるため、利益がでるまでに時間がかかることが多いです。
そのため、投資信託を始めるなら、短期間ではなく、中長期での運用をおすすめしています。
毎月コツコツとできる積立型の投資信託は、中長期的に資産形成に繋げていくために有効です。
外貨預金
外貨預金は、日本人の目線から見ると、一般的には円で外貨を購入して、預けることです。
当然、円高の時は、外貨預金をしてみようかなと考える人が多くなります。反対に、円安の時に外貨を買うのは、ためらう人が多いのではないでしょうか。
それでも、ほとんど金利が付かない円預金に比べて、外貨預金は金利が高いことが多いため、こういった点はメリットがある投資方法であるといえます。一度に外貨を買うのではなく、時期をずらして複数回にわけて行えば、為替相場の影響を少なくすることもできます。
外貨預金は、もともと円預金より高い金利で運用し、中長期に資産を積み上げていくことを目的として企画されている金融商品です。
為替手数料は、比較的高めに設定されていることが多いため、短期間で外貨預金を円に戻すと、相場によっては元本割れの可能性もあります。
投資信託と同じで、外貨預金を利用する場合も、短期的な売買を目的とするのではなく、金利のメリットを十分に活かすために、中長期的に運用することが大切です。
少子高齢化が進み、人口が減少していく日本。人口が減少するということは、消費力が下がるということです。こういった状況では、10年後、20年後、今よりももっと円安になっている可能性もあります。
しかし、まず忘れないでいただきたいのは、円安が進んでいても、別の通貨で資産を持っていれば、例えば米国ドルで資産を持っていれば、円安が進んでも、米国ドルが相対的にドル高となるはずなので、大きな心配をすることはありません。
「分散」が投資にとって最も大切なことである、ということをいつも言っていますが、これを忘れないでくださいね。将来のさまざまなシナリオを想定し、生活に困らないようにしておきましょう。
いかがでしたか?
弊社では、毎月3万円程度から始められる特に優秀な投資をご紹介しています。
物価高、円安の今こそ、資産の目減りを防ぎ、家族のお金を増やすための投資を一緒に考えてみませんか。お気軽にお問い合わせくださいね。