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タイは電気代が高くてびっくり!電気代の賢い節約法、教えます。

タイでの生活を始めて、多くの日本人が驚くのが、水道代が安く、電気代が高いことではない
でしょうか。タイの水道料金、安いですよね。夫婦二人だけの世帯なら、数百バーツ(約1000
円程度)が平均的なお値段で、一人暮らしの方では、毎月150バーツ(450円程度)ともよく聞
きます。他方、電気代が高い!常夏のタイでは、年中エアコンをつけっぱなしにする必要があ
り、また、電気代そのものも、水道料金に比べると高額であるため、請求書を見て、「え!こ
んなにするの?」と驚く主婦の方が多いんですよね。

水道・光熱費に占める電気代は80%

タイでは、水道・光熱費に占める電気代の割合は約80%を占めるというデータがあります。日
本では、総務省が50%程度と発表しているので、タイでは家計に対する電気代の負担がより大
きいことがわかりますね。

光熱費の8割にもあたるなら、電気代は少しでも安くしたいものですよね。そこで大切なポイ
ントとなるのが、家電にかかる電気代の見直しです。ここでは、すぐに始められる簡単な電気
代の節約方法とともに、省エネ家電を選ぶときに注意してほしいことをご紹介します。

電力消費量が大きな家電とは?

家電には、電力消費量が大きな家電と、そうでない家電があります。また、家電には、毎日使
うものとそうでないものがありますよね。例えば、冷蔵庫やテレビ、電子レンジ、エアコンな
どの毎日使う家電は、使用頻度の少ない家電に比べて年間の消費電力量が大きくなりま。電力
消費量が大きな家電は、ちょっとした工夫で大きな節電効果につながるので注目です。

冷蔵庫の消費電力量をチェックしてみよう

年間電力消費量が大きな家電でまず思いつくのが、冷蔵庫。24時間365日休まずに稼働し続け
ている冷蔵庫は、常に電気代がかかる家電です。冷蔵庫は、「使わないことで節約する」こと
ができないため、省エネ性能に着目します。

資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、401~450Lの冷蔵庫の年間消費電力量は
、2008年では510~580kWhでしたが、2018年には290~320kWhまで低下しています。10年の
間に、省エネ性能の向上によって、冷蔵庫にかかる消費電力量は約半分にまで抑えられている
ことがわかります。古い冷蔵庫を使っているご家庭では、年間消費電力量や省エネ性能を一度
チェックしてみましょう。新製品への買い替えで、電気代を安くことができますよ。

また、冷蔵庫にかかる電気代を安くするためには、「庫内を効率よく冷やす」ことと、「庫内の
温度を一定に保つ」ことも重要なポイントです。冷蔵庫の電気代を少しでも節約したいときは
、モノを入れ過ぎないよう、こまめに整理する、冷凍室内にはすき間なくモノを入れる、冷蔵
庫周りには放熱用のすき間を作る、熱いものは冷ましてから入れる、ドアの開閉はすばやく行
い、開け閉めの回数を減らす、ことを意識してみましょう。

エアコンはどうやって節電するの?

エアコンは最も電気代がかかる家電だ、と思っている人も多いのではないでしょうか。タイで
は一年のうちほとんどの期間に、24時間稼働していることが多いので、消費電力量は自ずと高
くなってしまうことは仕方のないことかもしれません。

しかし、節電する方法もあります。エアコンも冷蔵庫と同じで、省エネ性能は年々向上してお
り、最新のエアコンは10年前のものに比べて約4%省エネとなっています。数字だけ見るとわ
ずかのような気がしますが、エアコンは消費電力量が多いので、4%だけでもそれなりの節電
効果が期待できます。古いエアコンを新しいモデルに買い替えることで、冷暖房の効きが良く
なり電気代も安く抑えられるようになります。

また、タイならではの節約方法としては、お部屋を選ぶときは、北側のお部屋を選ぶことです
。日本では、多くの方が南向きの日当たりの良い家を希望しますが、タイでは、南向きの家は
非常に暑いため、エアコン代が高くなりがちです。タイは常夏なので、北側を向いているお部
屋でも、必ずしも日当たりが悪く、暗くてジメジメするということにはなりません。さらに、
カーテンを遮光・断熱カーテンにすることで、エアコンの効きをよくすることができ、エアコ
ン代の節約につながります。

意外と見落としがちなテレビ

ひとつの家庭に複数台あることも多いテレビは、意外と電気代がかかる家電です。資源エネル
ギー庁の調査によると、一般家庭の消費電力量の中でテレビが占める割合は約9%となってい
ます。

テレビの省エネ性能も、ここ10年ほどの間に大きく向上しています。2008年のテレビの年間消
費電力量は約163kWhでしたが、2018年には約84kWhと、こちらも約半分になっています。テ
レビにかかる電気代を安くしたいときは、省エネ性能の高い新しい製品に買い替えるも一つの
方法です。意外と見落としがちなのが、テレビの待機電力です。リモコンでテレビをオフにし
ても、主電源を落とさないと待機電力を消費し続けるので電気代がかかります。また、省エネ
機能や節電モードを選ぶことで電気代の節約につながります。

いかがでしたでしょうか。消費電力量が大きな家電3つを紹介しました。家の中には他にもた
くさん家電がありますよね。家電別のさらなる節約方法を、家計の見直し講座で勉強してみま
せんか?お気軽にお問い合わせくださいね!

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