こんにちは、日本ウェルスマネジメントのリチャードです。
歴史的な円安が進んでいますね。一時は1USDが160円台に突入しました。さすがの日銀も、焦って為替介入に踏み切るほどです。
コロナ禍が去った後の、せっかくのゴールデンウイークも、円安による影響を懸念して海外旅行をあきらめたという方の声もよく聞きます。1USD=110円前後だったときとくらべ、約50%もドルが上がっているこの時期では、そう判断しても仕方ないですよね。
2024年度の物価見通しは、大幅に上方修正される可能性が高いとの見方が強まっていて、仮にそうなった場合、日銀の追加利上げへの期待が高まり、円安への歯止めとなるのではないかという見方もあります。
投資の視点からいうと、こういうときほど、投資のポートフォリオの見直しが重要です。大人気連載「投資家に問うしかない」でも、弊社ウェブサイトのコラムでも、常日頃言っていますが、投資のポートフォリオには、リスク分散といった視点が最も重要です。今のように、円安になったとしても、USDベースで金融資産を持っていれば、円のみで資産を持っているよりもはるかに安定した資産運用ができるというわけです。
今ならきっと、肌感覚でご理解いただけますよね。
不動産投資で安定的な不労収入を目指そう
為替リスクの分散は非常に重要ですが、今回は、安定した不労収入が得られる不動産投資について、そのメリットをお話したいと思います。
ポートフォリオの中に、不動産を入れることは、ポートフォリオ全体の安定性という意味で大きなメリットがあります。今回のように、急速に円安が進んだとしても、日本で収入を得て、日本に居住している人にとっては、より大きなメリットが期待できます。
資産形成としての不動産投資
不動産経営は、多くの資産運用の中でも比較的安定した収入を得られる投資方法といえます。
もちろん、長期的な投資金額が大きくなるため、何の知識もなく、不動産投資のメリットやデメリット、どういう仕組みで投資家に利益が期待できるのか、どういった不動産に投資すべきなのか、といった基礎的な知識がない方には絶対におススメできません。
ただ、不動産投資の経験がない人でも、私のような専門家のアドバイスのもとに物件を選定することができれば、比較的リスクが低く、多くの長期的なメリットが期待できるといえます。ファイナンシャルアドバイザーのほかに、不動産管理業者を活用することも一案です。不動産管理業者を活用すれば、家賃の回収やクレーム処理などの管理業務を行ってくれるため、投資初心者の方でも気軽に始めることができます。
不動産収入の最大のメリットは、長期的に給与収入以外の安定した家賃収入を得られるということでしょう。これによって、投資家の資産形成を加速させ、ひいては、豊かな老後を過ごすための資金源となるでしょう。
年金対策としての不動産投資
リチャードさん、私はあと数年で定年退職となりますが、私は死ぬまで年金をもらえるのでしょうか。
こんな質問をいただくことが非常に多いです。報道や投資セミナーでも、しきりと言われていることですよね。「年金はもらえない」と···
年金には期待してはいけません。それは、私が脅しているわけではないのです。年金というのは、国から補助的に支給されるものだと考えるべきです。私たちは、国から多くの補助を得ながら生活しています。
例えば、高齢者の基本的な医療費は、一部負担となっていて、すなわちこれは、残りの医療費は国または自治体が負担していることになります。
年金も同様です。退職後の生活費の一部を国が負担しているだけ。昔はよかったといいますが、今までかつで、年金だけで老後の生活費を全てカバーできると思っていた人はいるでしょうか。年金だけで遊んで暮らせると思うことが間違いです。年金はあったら助かるくらいに考え、自分の老後は自分でなんとかするほかないのです。
ただ、こんな時、安定した家賃収入があったらずいぶんと気持ちにゆとりが生まれてくるはずですよね。
どんな物件でもいいわけではありません。所有したその日からキャッシュフローを生み出す可能性がある物件を精査し、投資計画をしっかりと立てることで、年金対策と貯蓄を兼ね備えた素晴らしい投資商品となるのです。
生命保険としての不動産投資
不動産投資には、意外なメリットもあるんです。
日本で不動産購入時にローンを利用する場合は、通常団体信用生命保険に加入することになります。その場合、もしも万一、死亡や高度障害で就労できなくなった場合には、保険が適用され、相続人や家族にはローンの無い物件が残り、相続人やご家族が、ローンの負担なく、家賃収入を得ることができます。
もしくは、相続人またはご家族は、ローン支払い義務がない物件の所有者となるわけなので、売却することで、売却益を手にすることもできます。
私または私の信頼する弊社のファイナンシャルアドバイザーたちに相談していただければ、団体信用生命保険の適用条件や補償内容をじっくりと検討し、ローンを組むにあたって既に加入しているあなたの生命保険の見直しも含めて、的確にアドバイスしますよ。
いかがでしたか?
あなたのポートフォリオに、ぜひ不動産を加えてみませんか。
また、円安対策のポートフォリオを一緒に考えてみませんか。お気軽にお問い合わせくださいね。