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2016年のアジア地域(ロシア含む)のベスト&ワーストファンドが発表されました。(FEdataによる。)
全体として、ブラジル及びロシアのコモディティファンドが大きな成長を遂げた一方で、中国ファンドのパフォーマンスは振るわなかったとまとめられています。
2015年12月31日から2016年12月31日
ベストパフォーマンスファンド トップ5
1 Pictet Russian Equities in US 73.44
2 Allianz Global Metals and Mining TR inf US 61.12
3 Parvest Equity Brazil in US 59.80
4 HSBC GIF Russia Equity in US 59.35
5 Invesco Gold & Precious Metals in US 58.67
ワーストパフォーマンスファンド ワースト5
1 Janus Europe in US -33.47
2 Invesco Korean Equity TR in US -25.82
3 BOCHK China Golden Dragon in US -23.90
4 CSI RMB China A-Shares Diversification in US -23.22
5 HS China A-Share Flexipower in US -21.88
世銀によると、ロシアの景気減退は減速しており、2016年前半のGDP成長率は、前年同期の-3.7%と比べ、0.9%まで持ち返しています。
OECDは、2017年のロシアのGDP成長率は横ばい、2018年は1.2%まで上がると予想しています。
一方、中国は、株式市場のパフォーマンスが振るわず、中国株をメインとしていたファンドは軒並みマイナスとなりました。