今日は、Nordea Asset Managementのシニアストラテジスト、バーク氏によるコメントをご紹介します。

 株式を買い、国債を売るといういわゆる「トランプトレード」は、トランプ新大統領就任日に向け減速したように見えますが、金融業界では、未だ楽観的な盛り上がり気運です。
この流れで、注意すべき3つのことをあげておきます。

1 不安定さ
 米国の金利は、1980年代以降の最高水準まで上がっているなど、マーケットは楽観的ムードですが、未だ不安定な要素をたくさん含んでいることを忘れてはいけません。特に、政治界は非常に不安定であるといえます。

2 インフレ
 投資家は、インフレに期待しており、債券を売り、循環株やコモディティを買う方向に動いていますが、政府の金利政策を注視する必要があります。

3 信用
 経済・金融両サイドから見ても、株式市場は未だ不安定といえます。FOMCでは、経済成長を不安定と見る委員が昨年9月には1名だったのが、直近の会合では6名となるなど、中央銀行の信用にとって芳しくないサインといえます。